私は、1月~12月までの英語名 January ~ December を覚えるのが苦手です。
なぜ 1~12 の数字にこのような無規則な文字列が対応しているのか、そして学校や私生活ではなぜその順番を覚えること必要とされるのかが理解できません(意地が悪いのだとしか思えない!!)。
不幸なことにプログラミングでは「日付や時刻」を扱うことが多く、毎日のように目にするかもしれません。
- 1月 January
- 2月 February
- 3月 March
- 4月 April
- 5月 May
- 6月 June
- 7月 July
- 8月 August
- 9月 September
- 10月 October
- 11月 November
- 12月 December
正直なところ、上の月に関しては中学生で習うのできちんと勉強した方は覚えてるかもしれません(すごい)
しかし、やはり人は無規則なものを覚えるのが苦手だと思います。
以下はランダムに生成した文字列に1~12の番号を振ったものですが、その順番を覚えるのは難しいですよね。
(暇な人は覚えてみてください。隠したままで注釈の問題に答えられますか?→ 1)
01: Ablbs, 02: Gapbw, 03: Qvatg 04: Klnaj, 05: Pzgna, 06: Isplx 07: Hizct, 08: Fpiwh, 09: Wkcij 10: Wvwpi, 11: Uqnrw, 12: Zuqzc
(以下に答えがあるので注意してください)
もし規則やルールがあることが分かるとどうでしょうか。
子音(aiueo)に注目してみてください 文字列を見た時、何番に対応しているか言えるようになると思います。
このようなことが、月の英語名に適用できないか、良い覚え方はないかを調べてみました。
この先は、これらの記事を自分用に「覚えることを目的に」まとめたものに過ぎないので、ちゃんと知りたい方はこちらの記事をお勧めします。
1~12月の覚え方
現在英語になっている月の名前は、古代ローマで一番初めに使われていた「ロムルス暦」が元になっています。この時代のローマ人はこの、農耕ベースの暦(農事暦)を使っていて、何もできない冬(現在の1, 2月)を「死の季節」と呼び名づける価値がないとされてました。
――このあたりが月を覚えるのに割と重要だと思います。
March は「死の季節」が終わりやっと暖かくなる月。農耕ベースの暦では始まりの月でした。
この季節になると、農耕がスタートしたり、ローマ軍が行動を始めるのに最適になります。
語源は戦と農耕の神である、軍神マールス(マーズ、Mars)です。
ちなみに、火星のマーズと同じ語源です。 赤い惑星というところから、火や鮮血を連想して軍神の名前が付いたそう。
「火星」という曲がありますが戦いが始まりそうな雰囲気。
これは、惑星という組曲の一番目の曲でもある。
古代ローマが盛り上がるのはこの月からです
それをベースにして、覚え方をまとめた図がこちらです。
季節や文化から連想される神の名前だったり、March から何番目かを表していたりと実は規則があり、それにいくつか変化があって今の形になったようです。
灰色で囲っている部分は個人的にイレギュラーと思う箇所です。ここさえ乗り越えれば多分記憶しやすいと思います。
暗記は嫌だ!!!という私に似たプライドの高い人でも比較的覚えやすいのではないでしょうか?
有給の半分を使うことになりましたが、
10年以上の時を経て、ようやく私は 1~12月を英語で言えるようになりました。
- fpiwh と klnaj はそれぞれ何番ですか?答えられたあなたは暇人の中でも記憶力が良い人です。↩